伴野久美子「和の試み」 展Y

空間を彩る ― 絵画と表装 古布と帽子 ―

Contemporary Japanese 'Art and Crafts by Banno Kumiko

 

2007年7月19日(木)〜23日(月)

泰峰堂ギャラリー 9:00am 〜6:00pm(会期中無休)

 

協力 潟gーンアップ、平田和子、西峰包装計画
賛助出品 白雲窯 村山光生・綾子(陶芸)
武田庸子・祥子(古布ドレス)

最近の伴野は、古典を現代に生かす仕事、能囃子、文楽、落語などの企画、製作舞台美術を手がけていて、能・狂言などの舞台で培った経験や和の空間に現代美術を据える試みなどで学んだ成果を生かした展覧会をしている。同じ時期に伴野の企画・製作の舞台が開催される。二つ三つの催しを通して、伴野久美子の切り開こうとしている新しい世界がみえてくるだろう。

大河内菊男(伊丹市立美術館前館長、第1回「和の試み展」より)


Photo

   
 
 
 

Bannno Kumiko−Profile

1955年生まれ。新居浜西高等学校卒業。78年甲南大学経営学部卒業、元永定正氏に師事。80年以降毎年個展を開催、現代日本美術展、朝日現代クラフト展ほか入選多数。95年法泉寺(新居浜市)に両界種字曼荼羅を奉納。不織布による「触れる絵画」、金属による「身につける作品」等を制作。古典芸能の可能性がテーマの「古典の新芽」、カジュアルに古典芸能をたのしむ「なかなかあえない 芸能」、07年子どもも楽しめる「見て 聴いて 参加して」シリーズを開催(舞台)。出版・音楽メディアのプロデュース、オリジナル帽子も手がける。大阪芸大非常勤講師、倉敷製帽葛q員デザイナー、オフィスバン代表。