付回し(切り継ぎ)

 必要な裂地で組み立てていきます。

 

  

仮張りから裂、本紙を外し、断ち包丁で裁断をしていきます。裂地のほつけをのり止めします。

 

    

切り継ぎ部分は約3o程度重ねて接着していきます。金槌で叩いているのは裂と紙、又は裂と裂の段差をフラットにするためです。

 

   

一文字、中廻し、天地と順番に張り付けていきます。

 

   

ここまで来ると、ようやく見慣れた掛け軸の形になります。