瑞龍清浄聖観音 極彩色本画

2007.04.25  大観音御堂落慶法要 有田大観音御堂
2007.04.18  設置 有田大観音御堂
2007.04.17  搬入準備 泰峰堂工房
2007.04.16  仕上げ 泰峰堂工房
2007.04.13  下軸風帯付け 泰峰堂工房
2007.04.12  上軸付け 泰峰堂工房
2007.02.28  総裏作業 泰峰堂工房
2007.02.21  増し裏作業 泰峰堂工房
2007.02.10  増し裏作業 泰峰堂工房
2007.01.21  増し裏作業 泰峰堂工房
2007.01.10  付回し 作業 泰峰堂工房
2006.11.15  表装裂地裁断 泰峰堂工房
2006.10.20  軸先絵付け製作 泰峰堂工房
2005.11.19  使用本金裂地紋柄打合せ 京都西陣
2005.09.03  作品確認(有田) 佐賀 炎の博記念堂
2004.09.08  お披露目会(新居浜)  新居浜市文化センター
2004.06.15  肌裏作業 泰峰堂工房
2004.0210  作品表面顔料定着作業 泰峰堂工房
2003.10.16  最終確認 新居浜市文化センター
2003.09.29  合体・作品修正 泰峰堂工房
2003.06.02  制作風景 C 沙羅應師アトリエ
2003.04.04  制作風景 B 沙羅應師アトリエ

2002.12.26

 制作風景 A 沙羅應師アトリエ

2002.10.01

 制作風景 @ 沙羅應師アトリエ

2002.02.04

 筆入式法要 沙羅應師アトリエ

瑞龍清浄聖観音 白描原画

2002.09.13  完成祈願法要  佐賀 炎の博記念堂
2002.09.12  完成祈願法要 準備  佐賀 炎の博記念堂
2002.09.05

 新居浜文化センターにてお披露目

新居浜市文化センター
2002.08.26  表装の仕上げ作業、掛け方のテスト

泰峰堂工房

2002.04.10  表装の総裏作業  泰峰堂工房
2002.04.03  表装の仮張り状態での確認 泰峰堂工房
2002.03.01  表装の中裏作業 泰峰堂工房
2002.02.10  表装の付回し作業 泰峰堂工房

2002.02.04

 白描原画の最終確認 泰峰堂工房
2002.01.24  白描原画の合体 泰峰堂工房
2001.12.30  白描原画仕上がり 沙羅應師アトリエ
2001.08.25  白描原画等寸での打合せ 徳島市体育館
2000.12.07  白描原画1/2サイズでの打合せ 佐賀 龍泉寺

 

 九州は肥前の国、陶磁器の里と往時の焼物の輸出港伊万里の間を、松浦鉄道が走る、その中ほど大木駅の近く、白塀と竹藪に囲まれた浄域に真言宗大覚寺派 平瀬山 龍泉寺 が、あります。今よりおよそ470年前、天文元年(1532年)に創建された由緒ある肥前路の巨刹です。

 この度の、「有田大観音」は、平瀬山龍泉寺、当代住職 秀知乗氏の壮大な「夢」から発した一大プロジェクトに関連するものです。作品製作は仏師沙羅應師が揮毫され、表装は泰峰堂謹製です。製作する掛軸は二幅、一幅は本画の元となる白描原画で掛軸完成は平成十四年 で、もう一幅の本画は金箔を用いた極彩色の作品で完成が平成十九年です。

 「有田大観音」の大きさは、作品本体が縦10メートル(約33尺)巾6メートルで掛軸の大きさが約縦15メートル、巾7メートルの想像を絶する大きさです。このような大掛軸は、調査では日本に3本しか存在していないようです。製作年代も近年のもので300年程前、江戸時代前期の仏画が確認されております。

 この平成の時代に私共が関わる事と、後世に残ることとなろう仕事に対して重大な責任を感じており、正に命懸けの仕事を遂行する所存です。この度の、一大プロジェクトに参画をさせて頂くことになる「ご縁」を頂いた秀知乗住職、沙羅應師、関係の方々 と観音さまの「ご縁」に感謝を致しております。

平成十三年七月吉日   泰峰堂  主人 西田泰治