千手観音
 
 ■作品寸法  51p×133p
 ■掛軸寸法  85p×233p
 ■価格  478,000円(税込)
 ■表装  佛表具本仕立
 ■壮丁  専用桐箱
手書き作品の為一点一点製作してゆきますので、お納めまで御時間が多少必要です。詳しくは専任担当者がご相談に応じますので、お気軽に御問い合わせ下さい。

 

千手観音(せんじゅかんのん)は、仏教における信仰対象である菩薩の一つ。サンスクリットではサハスラブジャ(Sahasrabhuja-arya-avalokiteśvara)と言い、文字通り「千の手をもつもの」の意味である。インドでヒンドゥー教の影響を受けて成立した観音菩薩の変化身(へんげしん)の一つであり、六観音の一つでもある。日本語では「十一面千手観音」、「千手千眼(せんげん)観音」「十一面千手千眼観音」などさまざまな呼び方がある。「千手千眼」の名は、千本の手のそれぞれの掌に一眼をもつとされることから来ている。千本の手は、どのような衆生をも漏らさず救済しようとする、観音の慈悲と力の広大さを表わしている。観音菩薩が千の手を得た謂われとして、伽梵達摩訳『千手千眼觀世音菩薩廣大圓滿無礙大悲心陀羅尼經』がある。この経の中に置かれた大悲心陀羅尼は現在でも中国や日本の禅宗寺院で読誦されている。