●毎日新聞 1999.8.11

 

四国八十八ヶ所 インターネットで巡拝のきっかけを

  新居浜の西田さんが情報交換ページ開設

 

四国八十八ヶ所をテーマにインターネット上で情報交換するメーリングリストがこのほど登場し、関東から九州の学生や巡拝に興味を持つ人たちが情報を寄せている。このメーリングリストを管理する新居浜市上泉町、表装業、西田泰治さん(45)は「八十八ヶ所にかわる話がインターネットで盛り上がり、若い人たちが巡拝をするきっかけになれば」と期待している。

西田さんは今年7月、八十八ヶ所や四国をPRしようと知人約10人に呼びかけてメーリングリストを開設した。紹介サイト4社に登録したところ、18人ほどが新たに加入した。八十八ヶ所や四国に関する話題で一般的な常識の範囲内ならOKとしている。 今のところそれぞれの自己紹介が中心といい、夏休みに歩いて巡拝するという大学1年生、お遍路についての情報を集めたホームページを開設している男性らがメールを寄せている。「香川に行きますが、おいしいうどん屋を知りませんか」などと気軽に質問も寄せられているという。

参加するためには、登録が必要。登録できるページのアドレスは
http://www.taihodo.co.jp/ml/88.htm